ブリの話 | 極@カリスマ

ブリの話

今回もブリの話をしたいと思います。


成長とともに名前が変わるってことは有名ですね。

地方によって呼び方が違うみたいだけど、そんなことはどうでもいいっす。

自分は、ふくらぎ→ハマチ→ブリ だと思ってました。


イナダ組っていう劇団が札幌にあるということを知ってから北海道では、ふくらぎじゃなくてイナダって言うのかなと考えてみたり。


まあ、60cmを超えてくると 正真正銘のブリってことらしいので

ブリを釣ってきましたよと堂々と言わせてもらいましょ。


今日はブリ釣りの一日を書きたいなと思ってるわけで


夜中(2時から3時)にすすきのを出ます。

小樽マリーナに3時から4時の間に到着。

まあ、4時にしましょう。

今の時期ならもう日が出てるので出港できますが、まず揺れの無いところで釣りの準備をします。

小さいブリでもさすが青物。

竿のしなりが半端ないです。

ライン(糸)も切れてしまうことも、金具も壊れて飛んでいくこともあります。

それを回避するために「ショックリーダー」というものをつけます。

ナイロンなのかなんなのかわかりませんが、柔軟性がある糸ですね。

それを付けることでラインに一気にかかる力を逃がしてあげるわけです。

それでも切れるときは切れますが。


そのショックリーダーの先に金具を付けてジグと針を付けます。

このジグがいろいろ種類があるのです。

大きさ、色、重さ。

自分の好きなジグは赤金で180g~200gくらいの物。

白だとか銀だとか、ブルーピンクだとかいろいろありますが

赤金が一番釣れてると思います。


そうそう忘れてた

自分は電動リールを使ってます。

手巻きだと楽しいんだけど


疲れる。


釣りを楽しむのはそこそこに、食べるほうに重点を置いてるので

省エネ対策はばっちりです。


そこまでできたら出港です。

小樽マリーナから積丹まで片道1時間30分。

波の大きさによって出せるスピード(船はノット)が違いますが、大体1時間30分くらいかかります。

4時30分に出たとして到着が6時。

そこからブリファイトです。


帰りももちろん同じ時間かかりますので、それを見越してあげなければいけないので

ずっと釣っていたいんだけども、リーグとかあるときは早めに退散。


少し早めにリールを巻きながら手でしゃくります。

リールがギュインギュイン言います。

この音をずっと聞いてると何かしら不思議な気分になります。

葉っぱもなにもやってないのに不思議な気分になります。


ブリがかかった瞬間

ギュインギュインからギュギュギュギュに変わります。

ブリが抵抗して引っ張るから巻き上げが遅くなったり、逆に伸ばされたり。

思いっきり引っ張ってラインが切れるとくやしいから緩めてやったり巻いたりといろいろやります。

そしてブリ捕獲


その場でエラと尾にナイフを入れて血抜きと神経締めを施し水槽へ。

動かなくなってから内臓とエラを取り除きます。

そうすることで新鮮なブリが食べられるのですね。

感謝。



店で出してるブリは、そんなこんなで釣ったブリなのです。


昼に釣って締めたブリをその日の夜に頂く。

最高じゃんって思いませんか?


もちろん寝かせて熟成させたブリもうまいのですが

安かろうが高かろうがどこでも食えるじゃないですか。

その日のブリはなかなか味わえないですよ。


ちなみに昨晩というか昨日の営業のブリの注文

30人前でした。

7本のブリがいなくなったよ。


刺身で1人前15切れ以上入れてるのでボリュームもあります。

それが800円。

お酒の注文を頂けたら500円になります。

お得ですね。


残り4本


9kgのブリを残してるので

解体ショーでもやりましょか。


ちなみに、10kgを超えてくると

1本何万もするみたい。


ぎゃー素敵!



今週は最高に波がなくて穏やかなのです。



また行こうかな。


と考えております。



いきてーな。